スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

嫁、行き詰まる

いや、息詰まる?


10月29日(土曜日)
オクラやトマトなど育てていた下の小さな畑を、
長男にすべて片付けてもらって漉いてもらったのが先週のこと。
冬に向けて何か葉物の野菜でも植えておけばよいのに、
いっこうにそのやる気が出ない。

日中嫁が畑仕事をすることは滅多にありません。
それは、家でできるパソコンの仕事をひとつ持っていて、それが結構忙しいから。
じぃじばぁばは毎日畑しごと。長男も仕事先の畑で仕事。
山梨生活も二年目、それも年が暮れるとともに終わろうとしているけど、
嫁はいまだ畑しごとはシロウトなので、積極的に手伝えない。
じぃじばぁばも、気を遣ってくれてか、めったに仕事を手伝ってくれと言うことはない。
忙しそうな姿を見て、何か手伝おうと最初のうちしていたけど、
子どもを見なきゃならなかったり、うまく動けなかったり、
いまいち上手な働きができないので、いつしか自分の仕事を持ちたくなり、
今までやり慣れたパソコンの仕事をはじめ、今に至ります。

私にとって畑仕事はやっぱりはじめてのことで、新しいことをするには気概がいる。
父母や長男にとっては何のことはない仕事でも、どう動けばいいかわからなかったり。
そうなると「はい! 私手伝います」とは言いづらくて。

もともと、是が非でも農業を学びたい! というやる気にあふれた嫁でもないので、
ついつい慣れた仕事に落ち着きたくなる。
畑に出て動いてみようかな、と思うけど億劫になる。
家族が農業の話題に入れば、ついていけなくて、引いてしまう。

仕事は忙しいし、家事は油断すればすぐたまるし、
友達少ないし、まわりには何もないし、
ああもうすべて嫌だ。ここじゃないとこへ行きたい。
もうこりゃあ落ちるとこまで落ちたなぁ。起きられない。

と思ったその朝、一線を越えそうになるとようやくスイッチが入るらしく、
子どもと一緒に下の畑に堆肥と鶏糞をまいて土づくりをしました。
はじめて「かんりき(管理機)」と呼ばれる小型の耕耘機を使いました。
前の刃がエンジンの力で回転する(絵では止まってますが)ので、
それを押しながら土をかき回します。
けっこう重たく、力とコツが要ります。

2011_10_31_03_.jpg

動き出せば、ばぁばがいつしか一緒についてくれて
肥料をまいて、耕し方も教えてくれたり。
じぃじがかんりき指導してくれたり。
隣の家の娘さんが、やっぱり畑仕事には自信がないけど畑に出ていて、
ちょっとお話してトマトもらったり。
ウルトラマンの怪獣になりきり、土の上でのたうちまわる孫①を眺めたり。

2011_10_31_02_.jpg

今日はなんだか楽しかった。
やや進んだ気のした一日でした。

外で動き始めると
「そこの花に水くれといて」
「ニンジン洗っておいて」
とつぎつぎ仕事を与えられ、前に誰かが、
「(家の畑仕事の手伝いは)やり始めればやらなきゃいけなくなる(からまだ出ないでおきなよ)」
といったような意味のことを言っていたのを思い出し、
いましばらく家に引っ込みたくなった嫁でした。
スポンサーサイト

つぼとり

16日の日曜日に「つぼ」採りをしました。
「つぼ」とは、稲刈り後の稲穂の無くなった田んぼの泥土の中を
拾い歩くことで採取できるタニシのような貝です。
というか嫁は、やっぱりこれはタニシだ、と思っているのですが、
「つぼとタニシは違う」と皆言うので、そういうことにしています。

この前も、お国のよいところを紹介するような内容のテレビ番組の取材とかで、
「田んぼで採れるタニシのみそ汁の取材をしたいので、
田んぼでタニシを拾っているところを撮らせていただきたいのですが」
といった趣旨の電話がかかってきましたが、
取った人が、テレビなど苦手なじぃじだったので、
「うちのところではとれません。△△のほうをあたってください」
と答えていました。
やはり一般的にはタニシの認識なのでは。


2011_10_21_05_.jpg

今年は、根刈り後雨が降らなかったので、
泥がかなり乾いた状態でした。
去年は道具はなくとも手で拾って歩けましたが、
今年は鎌を片手に、居そうな所を狙ってほじくる形です。
ちなみに去年のつぼ採りの模様はこちら。

居そうな所、というのは、
まだ田んぼに水があった時に歩いた足跡などです。
そこには水がたまっており、つぼが集まっている可能性が高い。

2011_10_21_04_.jpg

じぃじばぁばはやはり探すのが上手でひょいひょいとバケツに入れていきます。
私らには少々難易度高かった。

それでもバケツ3つ分くらい採れました。
大根と一緒に大鍋で煮て、みそ汁にするのが一般的。
これが、出汁が出て非常においしいのです。

「大根と一緒に北海道に送ってやれ」

とじぃじが言ってくれましたが、
タニシをクール便で送るのもどうか、と思ってしまい、
即答はできませんでした。
海のない山梨県では、貴重な貝の楽しみ方だったのかなあ、
と勝手ながら想像しました。


2011_10_21_03_.jpg

柿がおいしくなりました。
直売所に出荷しています。

2011_10_21_02_.jpg

前回の記事で書いた、稲刈り体験をしてもらった田の稲もお米となりました。
まだもみがらがついた状態ですが。
「あと一回草取りしておけば違ったかも」
と長男が言っていました。
雑草に栄養をとられたため、少々お米の重さが少なかったようです。
じぃじのお米と食べ比べてみるのが楽しみ。

テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

稲刈り体験

2011_10_14_01_.jpg

10月10日(月曜日・祝日)に、長男が無農薬で育てた田んぼの稲刈りをしました。
前回の日記で書いたとおり、友人、知人を中心に数組にご参加いただいて、
稲刈りを体験していただく形をとりました。

2011_10_14_02_.jpg


天気もすごぶるよく、東京時代の保育園友だちである、孫①とHくんも張り切ります。
この日は家族で東京から来てくれた。
しばらくぶりに会ったものの、すんなり2人の空気を取り戻していて、
やはりうまが合う、という関係はあるのだなと思いました。
子どもはシンプルでいいなあ。

しかし張り切っていたのもつかの間。
大部分の子どもたちは自分の遊びに熱中してました。
まあ一人をのぞく全員が5歳以下だったので、いたしかたないところはあります。
働くのは大人たち。と、ひとり小学生のお兄ちゃんはやはりしっかりしているので、
最後まで動いてくれていました。

2011_10_14_03_.jpg

バインダーと呼ばれる機械を手で押しながら刈っていきます。
刈った稲穂がある程度の量になったら自動で一束にしてくれる優れものです。
やっぱりこれ一台あるだけで、人力の何十倍もの働きが出ます。

2011_10_14_06_.jpg

このようになったものを

2011_10_14_04_.jpg

「うし」にかけていきます。
「うし」と呼んでいるのはどうもこの辺りの地方に限られているような気がします。
一般的には、「はぜかけ」とか「はせかけ」とか呼ばれている。

2011_10_14_05_.jpg

お兄ちゃんはバインダーに興味があるようでした。
やはり男の子は、機械って惹かれるものがあるのでしょうか。

畑でお茶などして、ゆうにお昼をまわる作業となってしまいました。
嫁はほとんど畑での作業はせず、お茶の用意とお昼の用意で手一杯。
慌てたようで、持って行くはずだったお茶のお菓子の大部分を家に忘れてくる、
という失敗も犯し、自分の処理能力の衰えに凹みました。
まあもとから、おっちょこちょいなんですけど。

にもかかわらず、皆さんの暖かいご協力のおかげで、
とても楽しい作業になったと思います。
始める前は不安だけど、終わってみれば、
天気も良くてみんなでご飯食べて楽しかったなあ、
と思えるので、やっぱり毎回、やってみて良かったと思います。

もうしばらく干して、今度は稲こきをします。
どんな味わいか、楽しみです。

テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

10日は稲刈り体験

2011_10_08_.jpg

見渡す限り、大体の田んぼは稲刈りが終わったようです。
そんな中、明日10日に長男が無農薬で育てた田んぼの稲刈りをします。
田植えの時と同様、何組かに稲刈り作業を体験していただくつもりです。

そうなるとお天気によっては畑でお昼ご飯? それとも家の庭で?
10時のお茶も用意しなければ…など、
嫁としては仕事がたくさんあります。
どんなおもてなしをしようか、考えを巡らせるのは楽しい。



…といえるような素敵なお母さんだったらどんなに良かったか。
と思ってなりません。
元来引っ込み思案で、人の集まる場をつくる経験に乏しいため、
こういうときわりと困ります。

これを出したほうが手を出しやすいかな?
こっちのほうが楽しんでもらえるかな?
など想像するのはどちらかというと不安要素の方が大きくて。
「そんな難しく考えちょし」
とばぁばにも言われます。
ちなみに「~ちょし」はこの辺りの方言で否定形。

新年、お盆、法事、農作業等々、
人の集まる機会がちょくちょくあるこの家。
それでも昔(ばぁばが嫁であった頃)に比べればその機会は格段に減っているし、
簡略化されているわけで、まだ、今時代の嫁であって良かった、と思うことしきりです。

おもてなし上手だった友人や、
個性的な無国籍料理を振る舞い客人を楽しませることが好きだった
同居人のことなど思い出す。
こんなときあなたがたが居てくれたらねえ。
元気かなあ。

それでもお天気も良さそうだし、
みんなで気持ち良く農作業体験できるよう私なりに頑張ります。


2011_10_08_03_.jpg

台風で棚がつぶれたインゲンも、だんだんと復活してきたので、
ちょくちょく直売所に出荷しています。

2011_10_08_04_.jpg

畑では豆が色々実っています。これはウズラ豆です。
ばぁばに煮豆をしてもらうとおいしい豆です。
他にも青大豆や小豆など。
大豆って青いうちに食べると、おつまみで一般的に知られている枝豆で、
黄色く成熟してから収穫すると大豆となるそうです。
知りませんでした。

2011_10_08_06_.jpg

柿も大分おいしそうな色になってきましたが、
食べると今少しおいしくない。
10日にお出しできるといいのになと思います。

テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

プロフィール

長男の嫁

Author:長男の嫁
山梨県北杜市明野町に暮らす、二世代農家[かねひこのはたけ 三井農場]長男の嫁のお百姓日記です。日々変化する畑の話と、家族の話をお伝えします。家族構成は下記をごらんください。

かねひこのはたけ Webサイト

 【じぃじ】
kojin_2011_04.gif
『かねひこのはたけ』取締役社長。田んぼの責任者。身体の動きと仕事が速い。還暦はとうに過ぎたがその働きぶりに衰えはなく、毎日常に動き続けている。趣味は山登り、旅行、カメラ。

 【ばぁば】
kojin_2011_03.gif
主に野菜畑の責任者。嫁に来た当時はお米が主力だった三井農場で、野菜の育生を始め、今では20種類近くの野菜を育てている。やさしくてしっかり者の三井農場の母。漬け物と煮豆が上手。趣味は旅行、編み物、テレビ鑑賞。

【長男】
kojin_2011_05.gif
大学卒業後東京に暮らし、結婚して所帯を持ったが、「子どものためにも土に近い生活がしたい!」と一念発起。2010年1月より実家に戻って農業の勉強を始める。日々お百姓仕事をしながら農業の新しい担い手になるべく勉強に励む。2014年2月逝去。

【孫①】
kojin_2011_02.gif
長男の第一子。小学校生活も二年目に入った7歳。3歳までは東京育ちだが今やすっかり山梨の子ども。趣味は魚釣りと読書、今は主にゲームに夢中。藤子F不二雄の作品と自然科学が好き。

【孫②】
kojin_2011_01.gif
長男の第二子。おとなしめな孫1と比べるとひょうきんな4歳児。しかし恥ずかしがり屋。兄にあこがれと負けたくない気持ちの両方を持ち、泣いたり怒ったりふざけたりする姿が周囲の笑いを誘う。

【長男の嫁】
kojin_2011_06.gif
北海道出身者だが寒さに弱く、関東の古民家の冬の寒さについていけてない。農業の「の」の字も知らず、じぃじばぁばの作業を少〜しずつ手伝いながらもまだまだ食べる専門。webサイト制作担当。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。