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収穫の秋

台風が去ってからというもの、すっかり寒くなりました。
日中日差しのあるときはまだいいけど、
特にこの古民家、日が陰ると家の中でじっとしているのが辛くなってきました。
冬に向かって、だんだんと寒くなってくる感じを見ていくのは好きですが、
体を動かすには気力を要するようになります。

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先週の連休から、うちの稲刈りが始まりました。
最初は家の前にある小さな田んぼです。
コンバインという、刈り取りから脱穀までこなす機械が大きすぎて入らないため、
小型のバインダーという刈り取りだけできる機械で刈り取った穂を、
大体の量で束ねて、「うし」と呼ばれる柵を立て、それにどんどん掛けていきます。
「うし」ってやっぱり「牛」のことなのでしょうか。
地方によって稲掛け(いねかけ、いなかけ)、稲機(いなばた)、
稲架(はさ、はざ、はせ、はぜ、はで)など色んな呼び方があるそうです。

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このような三本足の鉄の棒に、
木や竹や鉄の棒(棒になるものはなんでも使っているみたい)を横に通して、
それに稲わらを掛けて、天日で干します。
コンバインで刈る場合は乾燥機で干すので、
乾燥させるという意味では同じなのですが、
なんとなく天日で干されたお米の方が、気分的においしそうです。

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今はこんな感じで干されています。
人力で行うと相当手間と時間のかかる作業。
昔はこの時期は「稲刈り休み」といって学校も休みになり、
家族総出でこの作業にあたったそうです。

そう考えると、稲刈りから脱穀まで一日で行えるコンバインの登場は
「神降臨」と呼べるできごとだったのではないでしょうか。
でもこの天日干しの風景も、まだあちこちで見かけられます。

昨日今日で、他の大きい田の稲刈りも行います。
昔ほどではないとはいえ、稲刈りのこの時期は何かと慌ただしいです。
現在、新米の予約受付最終段階です。
数に限りがございますので、お早めにご予約ください。
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台風

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ものすごい勢いで雨が降りつけています。
今回の台風は予報では山梨を直撃。
今日の夕方にはさらに雨が強くなるというのだから恐ろしいです。
稲はすっかり倒れてしまいました。

今朝、いつものようにじぃじばぁばがニガウリを出荷しに、
「農産物直売所「よってけし」響ヶ丘店」に向かいましたが、
いつもは出荷しに来る人たちで車が満杯の直売所も
今日ばかりは1台しかとまっておらず、品物を置く台の上もがら空きだったそうです。

天災に見舞われすぎる今年。
幸いにもここ山梨県北杜市明野町は今のところ大した被害もなく済んでいますが、
大震災以降、「明日、この生活が一変するかもわからない」
という不安に苛まれている人もきっと多いと思います。
嫁も間違いなくその一人ですが。
雨ざんざんではしゃぐ孫①をみながら、
私も小さい頃は大雨とか台風ってドキドキしてちょっと楽しかったなあ、
と思い出すも、親ともなるとそうもいかないようです。
守るものが多いって大変だ。
夕方4時のお迎えのころが一番雨がひどそうだから、
はやめに迎えに来てくださいって保育園から緊急連絡網が来るかもなあ。

この台風が過ぎて、次の晴れがくれば稲刈りです。
今年は、通常の田のほかに、農薬・化学肥料を使わないで育てたお米の稲刈りがあるので、
お田植えの時と同じように、稲刈り体験イベントをやってみようと計画しています。
10月の初旬ころになるでしょうか。
どんなお米になっているか不安もありますが楽しみでもあります。

上陸した地域では、すでにかなりの被害が出ているニュースを見ましたが、
これ以上被害が大きくなることなく台風が去ってくれることを祈るのみです。

テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

乾麺のつづき

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長すぎた台風もやっと去り、昨日久しぶりに太陽を拝みました。
日中はあいかわらずの暑さですが、
朝晩の冷え込みはぐっと深くなり、秋の気配が感じられます。
久しぶりに見た山がきれいでした。青い富士山も久しぶりに拝めました。

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台風の被害らしい被害はなかったのですが、
お米はけっこう転んでしまいました。
この時期までくると雨や風がきっかけで穂が転ぶ(倒れる)光景はあたりまえに見ます。

穂が黄色くなってきているのに転んでこないと、
それは実が入っていない証拠でお米がとれない。
また、穂がまだ緑色なのに風雨で転ばされてしまうと、
それはそれでお米がとれない。
じぃじ的には若干転んでくるのが早かったようでしたが、
おおむね大丈夫そうな雰囲気でした。

しかしこう倒れると刈り取り作業が困難になるみたいです。
なんだか天気のぱっとしない夏だったけど、
刈り取り頃は天気が良いといいなあ。


前回の乾麺の話の続きです。
ラベル制作の作業が思うように進まず、胃が痛い日々。

小麦を乾麺にしていただいたのは、
神奈川県の金子製麺という明治10年創業のお店です。
国産の粉、水と塩にこだわり、乾麺、生麺、粉製品などあらゆる商品の販売を行っています。
Webサイトがあります。→かねこ製麺

「今年はじめて作った小麦で、ヒョイと乾麺にして、それを大きな顔して売っていいのか」
と嫁がつぶやいたところ、
「ヒョイとなんて簡単じゃない! 結構苦労した」
と長男・ばぁばから即座に反論をくらってしまいました。
そうですよね。実質なにもしなくてすみません。

しかし商品として売るということは、
こうした老舗の商品たちと、恐れ多くも同じ土俵の上に置かせていただくということであり、
非常に難しいことだなと思いました。

そうは言ってもせっかく作ったうちの小麦の特製乾麺なわけだから、
そこのところを大切にして打ち出していきたい。

今回作ったのは全粒粉のきしめんで、
小麦の表皮、胚芽、胚乳をまるごと挽いて製造しています。
栄養価にすぐれているということは前回書きましたが、
その風味も、穀物の味がぎっしりつまっている感じがして、私はおいしいと思いました。
のどごしで食べる、というよりは噛んて味わって食べたい、という感じです。
食の好みには個人差があるので確定的な事は言えませんが、
子どもはよく食べていました。

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今月中にはラベルを貼った姿を披露できるよう頑張りたいと思います。

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ジャンル : 日記

プロフィール

長男の嫁

Author:長男の嫁
山梨県北杜市明野町に暮らす、二世代農家[かねひこのはたけ 三井農場]長男の嫁のお百姓日記です。日々変化する畑の話と、家族の話をお伝えします。家族構成は下記をごらんください。

かねひこのはたけ Webサイト

 【じぃじ】
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『かねひこのはたけ』取締役社長。田んぼの責任者。身体の動きと仕事が速い。還暦はとうに過ぎたがその働きぶりに衰えはなく、毎日常に動き続けている。趣味は山登り、旅行、カメラ。

 【ばぁば】
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主に野菜畑の責任者。嫁に来た当時はお米が主力だった三井農場で、野菜の育生を始め、今では20種類近くの野菜を育てている。やさしくてしっかり者の三井農場の母。漬け物と煮豆が上手。趣味は旅行、編み物、テレビ鑑賞。

【長男】
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大学卒業後東京に暮らし、結婚して所帯を持ったが、「子どものためにも土に近い生活がしたい!」と一念発起。2010年1月より実家に戻って農業の勉強を始める。日々お百姓仕事をしながら農業の新しい担い手になるべく勉強に励む。2014年2月逝去。

【孫①】
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長男の第一子。小学校生活も二年目に入った7歳。3歳までは東京育ちだが今やすっかり山梨の子ども。趣味は魚釣りと読書、今は主にゲームに夢中。藤子F不二雄の作品と自然科学が好き。

【孫②】
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長男の第二子。おとなしめな孫1と比べるとひょうきんな4歳児。しかし恥ずかしがり屋。兄にあこがれと負けたくない気持ちの両方を持ち、泣いたり怒ったりふざけたりする姿が周囲の笑いを誘う。

【長男の嫁】
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北海道出身者だが寒さに弱く、関東の古民家の冬の寒さについていけてない。農業の「の」の字も知らず、じぃじばぁばの作業を少〜しずつ手伝いながらもまだまだ食べる専門。webサイト制作担当。

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