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それでも春は来る

毎日どんどん悪くなっていくように見える原発の状況に恐怖を覚えながら、
汚染されていく土や海を憂いてます。
しかし自分に何ができる訳もないので、
専門家の方々どうにか頑張ってください! と祈る毎日です。

原発の影響で出荷停止になってしまったほうれん草農家の方が、
「来年の出荷もできるのかどうかわからないけど、
畑の為に種は蒔かなければならない」
と言っていたのが忘れられません。


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春と言うにはまだまだ厳しい寒さが続きますが、いよいよ畑仕事も本格始動です。
先日、長男がこの春から有機無農薬米を育ててみようとしている田んぼへ行ってきました。
水がまだ入っていない田んぼはただのふかふかの土で、
ここが水田であったとは思えないくらいです。

03_30_03_.gif


段々畑のようになっていて、その中の2枚分を作ることになる。
大方ふかふかの乾いた土なのですが、
日当たりの悪いところの土で、ドロドロした水気の多いところがある。
地中から水も沸いているのかも知れない。
こういうドロドロ土だと微生物も呼吸することができず住めないので、
水気を抜いてやる作業が必要になるそうです。

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田んぼのそばに、田の土よりも深く溝を掘ってやると、
水は低いところに流れるのでその溝に水が貯まるのだそうです。
なるほど。
この日は長男がその作業を終えて帰りました。


畑には、これも今年から初の試み、
冬場に収穫できるタマネギの種を植えてみました。
この辺りでは冬場のタマネギは大体が北海道産のものが主流になり、
地場のものは出てきません。
もしこのタマネギが冬に出荷できれば、冬場の収入源としてかなり期待できます。

種を置く溝を作り、大体1センチ間隔で一粒ずつ、
1ミリ四方くらいの大きさの種をピンセット(もしくは指)で置いていく…
という気の遠くなる作業。
約8000粒を置く。

3_30_ill302.jpg


「絶対もっとうまい方法あるよね」

と言いながら、今回はこれしか思いつかないのでこの方法で黙々と置いていきます。

「原発の作業にあたってる人たちが一刻も早く激務を終え、
心身ともに安心できる日が訪れますように」
と祈りながら置いたら、結構はかどった。


種まきという行為には祈りがあると思う。
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放射能汚染

毎日テレビで原発の状況を眺めては不安を募らせています。
山梨県は今のところの放射線量は通常とほぼかわらないところで推移していますが、
水道水から、ほんとうに微量ではありますが、
今までは検出されなかった放射性物質が検出されたりしています。
やはり今回の事故の影響のようです。

出荷制限のほうれん草や原乳、
新たにほかの野菜でも放射性物質が確認され、
畑で野菜を育てる端くれとして、人ごとではない事態に震えます。
出荷直前のほうれん草をつぶす気持ち、
絞りたての牛乳を流す気持ちは、どんな思いなんだろうか。

放射能に関して無知に等しいので、
今回の事故が今後何年先まで、どのような範囲で
環境に影響を及ぼしていくのか分かりません。
危険を顧みず事態の収拾に徹してくれている作業員の方々には本当に頭が下がりますが、
どうにか、これ以上状況が悪くならないように頑張ってください、と
自分は祈ることしかできません。

変わらなく美しい山の景色を眺めながら、
こうして外の空気すら安心して吸えなくなってしまった土地があるのだ、
と思うといたたまれなくなります。

土と空気と水が汚れたら絶対に生きられないのに、そんなことも忘れて、
危険と表裏一体のエネルギーと引き替えに与えられる
便利で快適な生活を、当たり前のものと思って生きてきたんだなあと
ようやく気付かされてしまいました。

いまのところ震災前の生活と
ほぼかわらない毎日が送れているという事実を幸せと思いながら、
できるだけ冷静に物事を見て、
被災地の人たちの生活が一日も早く元の通りに戻るように
できることは実行して、祈りながら毎日を淡々と過ごしています。

こういう時しか祈らないから、むしが良すぎるとも思うけど。
できることは実行する、ということで。

テーマ : 日記
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地震と毎日

現実とは思えない災害の光景を次々と目の当たりにし、
為す術もなく、ただ情報を見聞きしながら毎日の生活を送っています。
地震当日は、孫2とショッピングセンターにおり、
体験したことのない揺れと、倒れてくる商品に恐怖しましたが、
家族も全員無事、幸いうちの辺りは停電もなく、不自由なことはありません。

計画停電が昨日から実施され、きょうこれからうちの辺りも停電になりそう。
保育園のお昼も、停電のため給食の調理ができなくなる恐れがあるため、
今日からお弁当を持っていくことになりました。
朝6:00過ぎから電気が止まるかも知れず、
そうなればお弁当も朝ご飯も作れないので早朝から準備しました。

電気が使えないことがこれほどまで生活をストップさせるとは。
そして生活に不可欠な電気を発電させるための原子力発電所の暴走。
自分たちでコントロールできない力のおかげで成り立っていた
安全・安心な生活を当たり前と思っていたのか。

子ども達は無邪気に笑って過ごしているけど、
わたしは砕かれてしまった被災地の方々の生活をテレビで観ながら、
どうかこの笑顔までくだかれませんようにと笑えない。
この状況に恐怖といたたまれなさを覚えながらも何もしていない。
同情は何の力にもならないと思ってはいる、けど思っているだけで。

皆言っていることだけど、
できるだけ電気を使わない、必要以上のものを買わない、
家族を守って自分の仕事を一生懸命やる。
今できることしか私にはできません。


日々暖かくなってきているので
雑草がどんどん伸びます。

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小麦のところもこの有様なので、
「かんりき」と呼ばれている小さなトラクター(?)で
草と一緒に土を掘り起こしました。

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植物は地震も関係ない。
じぃじばぁばもタマネギを植えたり、ネギを出荷したり、
通常通り動いています。

今日もネギを出荷します。
わたしもがんばらなければ。

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ジャンル : 日記

家族

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家週末、法事のために八王子に住む次男坊が帰ってきました。
たまにしか会えない次男坊、家からひきずり出され、
ネギを剥くお手伝いをさせられてました。
親子でネギを剥く姿を見ると、ほくほくした気持ちになります。
できれば私はあの中に入りたくないなあ、と思ってたりします。
実の親子で作る空間というか、あると思うから。

こうしてみんなで出荷準備なんかをしているときに、
これからどうしようと思っているとか、今こういうことを考えている、とか
結構大事な話をすることがよくあります。
確かに普段はそうそう皆が揃うこともないし、
こうした作業の時間が、大事な家族会議の場であるのだな、と思います。
家族で同じ仕事をするメリットは多くある、と考えてます。

時期を少し過ぎてきたからか、直売所でもライバルが減ってきて、
ネギも出せば売れるようになってきたようです。
本日もネギを直売所のほうに出荷します。


昨日孫①が嘘をつきました。
小さな嘘ですが、自分の不利を回避するための嘘だったので、
彼の成長を感じながらも、許すわけにはいかないな、と思いました。

「お父さんは嘘つきとはもう遊ばない」
「お母さんは嘘つく人は嫌いだ」

と集中砲火をあびせてしまったので、可哀想だったのですが、
痛い目を見て学んでいくだろうと信じて。

しかし子どもに嘘つきは嫌いだ、といいながら内心、
私はどうなんだ? とヒヤッと思ってしまった。
気付かないうちに自己防衛の小さな嘘をつきながら過ごしているかもしれないな。
子どもに何か伝えようとするとき、決まって我がふりを反省することになる。
それにしても何かを伝えるのは難しい。
未だ全く親としての自信は無いままに、日々子どもを育てています。

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有機家庭菜園への道(9)

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庭の梅の木や、福寿草なんかも花を付けだし、
まだまだ寒いものの、目にはいよいよ春っぽくなってきました。
これはひぃじぃじがたくさん育てていた盆栽の中のひとつ。
ひぃじぃじはお花をとても愛した人でした。
同じ木で紅梅と白梅が花を咲かせるってあるんだ。知らなかった。


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11月3日に蒔いたほうれん草が、すくすく伸びています。
葉もやわらかくておいしそうです。
もう少し大きくなったら間引いて食べてみようかな。

夏の終わり、9月に蒔いたほうれん草もまだ植えてありますが、
相当固くなってしまい、どうも食べようという気にならないものになってしまいました。
久しぶりに前の日記を見返してみましたが、
やっぱり夏のほうれん草と比べると今時期のは色がずいぶん濃く見えます。
→有機家庭菜園への道(4)


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生きながらにして、タクアンのようになってしまった大根。
早く抜いてあげて、保存しておけば良かった。
土の中に埋まっている部分はまだみずみずしく。鶏がよく食べるので、
冬の間の野菜の餌としては重宝していますが。


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ブロッコリー。このように良い感じになってきたのが二株だけあります。


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12月ころに花が咲いてしまった株は、ぜんぶこんな感じで枯れたようになりました。
参照→有機家庭菜園への道(7)
枯れちゃったのか? 
ひっぱると抜けてくるまでいかないので、生きてはいるのかと思います。
種ができたから枯れたってことかな。
生まれたり死んだり、確実に順繰りに進んでいくのだなあと感じます。
人間も同じか。


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ふと見る山々はまだまだ白くなる日も多くて、
暖かくなるのはまだもう少し先かと。

テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

プロフィール

長男の嫁

Author:長男の嫁
山梨県北杜市明野町に暮らす、二世代農家[かねひこのはたけ 三井農場]長男の嫁のお百姓日記です。日々変化する畑の話と、家族の話をお伝えします。家族構成は下記をごらんください。

かねひこのはたけ Webサイト

 【じぃじ】
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『かねひこのはたけ』取締役社長。田んぼの責任者。身体の動きと仕事が速い。還暦はとうに過ぎたがその働きぶりに衰えはなく、毎日常に動き続けている。趣味は山登り、旅行、カメラ。

 【ばぁば】
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主に野菜畑の責任者。嫁に来た当時はお米が主力だった三井農場で、野菜の育生を始め、今では20種類近くの野菜を育てている。やさしくてしっかり者の三井農場の母。漬け物と煮豆が上手。趣味は旅行、編み物、テレビ鑑賞。

【長男】
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大学卒業後東京に暮らし、結婚して所帯を持ったが、「子どものためにも土に近い生活がしたい!」と一念発起。2010年1月より実家に戻って農業の勉強を始める。日々お百姓仕事をしながら農業の新しい担い手になるべく勉強に励む。2014年2月逝去。

【孫①】
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長男の第一子。小学校生活も二年目に入った7歳。3歳までは東京育ちだが今やすっかり山梨の子ども。趣味は魚釣りと読書、今は主にゲームに夢中。藤子F不二雄の作品と自然科学が好き。

【孫②】
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長男の第二子。おとなしめな孫1と比べるとひょうきんな4歳児。しかし恥ずかしがり屋。兄にあこがれと負けたくない気持ちの両方を持ち、泣いたり怒ったりふざけたりする姿が周囲の笑いを誘う。

【長男の嫁】
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北海道出身者だが寒さに弱く、関東の古民家の冬の寒さについていけてない。農業の「の」の字も知らず、じぃじばぁばの作業を少〜しずつ手伝いながらもまだまだ食べる専門。webサイト制作担当。

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