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おつかれさん

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我が家の鶏三羽は、あいかわらず元気でした。
卵は大体日に2個。
おかげさまで卵を買うことはめったにありません。


そんなある日、いつものように餌と水をあげようと鶏小屋を開けると、
二羽は飛び出してきたけど一羽出てこない。
のぞくと、小屋の奥の隅っこですでに塊のようになった鶏がいて、ぎくりとした。

でも瞬間「だぶんあいつだな」と察しはつきました。
ここのところ、小屋の外に出して餌をあげつつ三羽の様子を見ても、
ガツガツした二羽と比べるとその一羽は動きもゆっくりで、
餌にもあまり食いつかず、庭の草をついばむ程度。
「おまえはのんびりだね」と言っていたのだけれど、
この様子じゃ卵を産んでいないのはたぶんこの子だろうなあ。
もうおばあちゃんなのかな、とは思っていたけど、
体は大きかったし、特に弱っているとは思わなかった。

奥で動かない鶏は、産卵用の箱にかくれて顔が見えなかったので、
そっとその箱をどかすと、ゆっくり顔をあげて目をひらいた。
まだ生きてたんだ。でも死んでしまうだろうな、という感じだった。
それにしても急にだなあ。
もう餌にも水にも見向きもせず、奥に座ったまま動こうとはしないで、
いまにも完全に目を閉じてしまいそうなくらい眠くてたまらないという感じだった。
「眠いの」
と思わず声をかけました。

そんな状態がそれから一日くらい続いて、
結構暑い日だったのでそっちの方が可哀想だった。
はやく眠ってしまえばいいのにと思いました。

次の日のお昼には完全に動かなくなってしまった。
動物がさほど、いや全然好きじゃない嫁は、はっきり言って死んだ鶏は怖かった。
触れない自分に罪悪感。

小屋の奥にいたので手でひっぱれないこともあり、
スコップに乗っけて出してきた。結構重い。
目を閉じた鶏は初めて見る。
「おつかれさん」
と言葉が出て、涙も出た。

埋葬したところで、鶏の重さ、羽や、足のカカラカラした感じを会得した、
と言ったらいいのか、またひとつ鶏に慣れた気がしました。
このまま鶏の死にも慣れ続けたら、
そのうち鶏をさばいたりするところまでいくのではないかと思いました。


相変わらず卵は日に2個。
やっぱりあいつ産んでなかったんだな。


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小麦畑が小麦畑らしくなりました。


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今はじゃがいもの花が花盛りです。畑は刻々と変化していきます。


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いよいよ新玉ねぎの時期がやってきました。
今年はとう立ちもかなり少なく、おいしい玉ねぎがたくさんできました。
ほんと万能野菜だなあと思います。待ってましたとばかりに毎日食べています。
もしご希望の方がいらっしゃれば、大袋での販売もしていきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
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間違いだらけの鶏飼育法

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うちの鶏たちです。
昨年10月の日記、さようなら こんにちはに書いてありますが、
初代の鶏たちを入れ替えてやってきた彼ら。あれからも無事にうちの裏で生きています。
1ヶ月くらい、卵を産まない時期もあったけど、
最近は1日1個のペースで卵を提供してくれています。
鶏1羽が1日1個産むはずなので、3羽いる彼女らのうち、1羽が産んでくれているのでしょう。

左下、かねひこのはたけの本棚に置いてある、
中島正著『自然卵養鶏法』という本を少しずつ読んではいるのですが、
遅々として進まず…。
もともと本を眺めて買うのは好きだけど、
読むのが好き、とは言い難く、読み進めるのも遅いうえ、
内容もすいすいと読み進められる簡単なものではないのでちっとも進まない。

「小羽数農家平飼い養鶏」を実践し、推進する本書は初版は20年前のもの。
石油経済と輸入穀物で成り立つ「大型企業養鶏」をまっこうから否定し、
それらがもたらす危機をとにかく主張しているところが多いので
なかなか飼育の仕方にたどりつかない。
でも今現在の環境破壊の進み具合とようやくそれに気付いた世の中の流れを思えば、
20年前から分かっていた人はいたんだなあと思います。

少しずつ実践の仕方が出てきたので、
読み進めながら実際にやってみている次第。

今うちの3羽は、フンがまき散らされるという理由でほぼ小屋の中だけで飼育されており、
太陽のもと広い敷地で自由に過ごさせる平飼い養鶏とは、
すでにそこから間違っているのですが、出来る範囲で少しずつ…。
昨日はお天気もよく気持ち良かったので、
彼女らも外へ出し少し日光浴させてみた。

すると、3羽のうち2羽が、無性に土をかき、掘り、なにかをつつき始めた…!
いままでこんなことしたことなかったのでこれには驚く。

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「鶏はもともと土中のミミズが餌」とあったかも。
本能でミミズを探しているのか?

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ポジション取りして落ち着く。
「鶏の小屋は土間が一番よい」とも書いてあったのだが、土の方が好きなのかな。
今小屋の中には、寒そうだから、と土の上にワラを敷きつめてあるのだけど。
これも間違い?

「消化を助け、体を整えるためにも緑餌は不可欠」とのことなので、
大根やら白菜の葉っぱやらできるだけあげるようにしている。
そうしたらやっぱり最近フンの調子が固形で、いいように思える。

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将来的には鶏糞を肥料に利用していくのが理想だけど、
もう少し勉強が必要なようです。


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さようなら こんにちは

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猛暑が過ぎ、涼しくなってきたころから、うちの鶏たちがぱたりと、
卵を産まなくなってしまいました。
知り合いに聞くと、「夏バテかもしれない」とのこと。
やはり夏を過ぎて卵を産まなくなる鶏がいるようです。
餌を増やしたりしてみましたが、
いっこうに卵を産む気配はなく、数週間が過ぎていきました。

「これ以上産まないようなら、鶏を入れ替える」
という長男のひと言。

え…
確かに、ペットとして飼っているわけじゃないし、
餌代だってかかるわけで。
そこらじゅう歩き回って、フンの始末だって困るし。

でも、廃鶏に出すってことは、
つまり殺すってことで。
今生きてる彼らは私らの決断によって、
明日か明後日かしらないがどこかで殺されるってことだ。

でもうちで生き続けたって彼らはいずれ死ぬ。
よぼよぼになって死ぬんだろうか。狭い裏庭で。

ペットではなく、家畜、と考えると、
何となく殺すこともしかたないような気がしてしまうから不思議だ。

廃鶏に出す日が決まり、新しい3羽をもらう手はずも整った。
その日がくるまでの間、今日は産まないかな、産まないかな、と思ってみていたけど、
やっぱり産まなかった。

長男にも迷いはあったらしく、
直前まで「やっぱりやめようか? 6羽にして置いておこうか?」
と言っていたけど、
じぃじの
「フンだって増えて困らぁ」
というひと言で一蹴。
下手に放し飼いにしていたため、
そこらじゅう家の裏やなんかに進入してフンだらけにするので、
じぃじも困っていたらしい。

私に良策もなく、反対意見としてまとめられるだけの何かもない。
ほんとうにいいのか、と強く思う反面、
いまの状態で飼い続けるのは無駄、と思う部分もあったし。

そして彼らは連れて行かれ、
新しい三羽が来た。
実は写真は、新しい三羽のうちの一羽。

毎日こうして産まなくなった鶏が殺されているわけだ。
牛や豚もそうだ。どこかで、何万頭も。
スーパーで買い物している以上、こういうことはやっぱり見えずらい。
卵ひとパック98円で喜ぶくらいだ。
産んでは殺されてる鶏のことは考えない。

「命を粗末にしてる」って言うのもよく分からないけど。
相当な犠牲の上にわたしの生活が成り立ってるということを、
頭上の知識ではなくて体感する出来事でした。

いずれにしても、もっと鶏の飼い方について勉強しなくてはと思いました。
今よりもっと、納得のいく鶏とのつきあい方ができるはずだ。

頭でっかちなので本から入るタイプです。
じぃじなんかは、本なんて読んだってムダ、
「やってる人に聞くのが一番早い」
と言います。
ごもっとも。頭上の理解より体で覚えるのがてっとりばやい。
のはわかってるんだけど、本が好きなんだもん。

一冊購入してみることにしました。
農と食を学んでいくうえで、本棚も設置してみました。
読んで実践したら、感想など書いていきたいと思っています。

自然卵養鶏法

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いじめ その後

鶏のたまごが復活しました。
再び生み始めるようになって5日くらい経ちますが、毎日コンスタントに2個のたまごを供給してくれてます。

飼い始めた時からたまごは日に2個。
鶏は三羽おります。
どうやら一番大きいやつと、二番目に大きいやつが産んでくれていて、いじめにあってる小さい子はたまご産めないみたいです。

しかしまたどうして、たまごを産んでくれるようになったのか…。
環境に慣れたのか、餌の具合が適量になったのか。
産んでくれるようになったころから、鶏の関係にも変化がありました。棲み分けがはじまりました。

鶏小屋がひとつあり、日中は扉をあけて放し飼いにしていて、夜間は小屋に入れるようにしていました。
しかしある日の夕方、小さい子が小屋に入っていない。暗いので探しても見つからず、行方不明。
敷地外には出られないようになっているので、居なくなることはないだろうと思って朝を迎えると、普通に小屋の前に戻ってきていました。
その日以降、小さい子は夕方小屋に戻らなくなりました。
敷地内の母屋の奥の柿の木の下付近にひとり居ることが多くなり、夜も多分その辺で寝ています。
大きい2羽は常につるんで行動。夜も小屋に戻ってきて2羽で寝てます。
でも日中はわりと3羽で行動してます。えさの時だけです。順位があるのは。
ドラえもん(ジャイアン・スネ夫・のび太)にはじまる、基本的ないじめっこ・いじめられっこの人間関係を彷彿とさせる鶏関係。
でも先に自分の住処を見つけたのはのび太。
心なしか自由を得た顔に見えます。
嫁が勝手に思っているだけだけど。

つつかれる姿も見なくなりました。
最近はえさをあげに出ても、二羽が積極的に前に出てきて、小さい子は後ろにいて絶対に前には出てこないので、
二羽に先に餌をあげてひきつけてから、隙を見て遠くに餌を投げ、それを小さいやつが見つからないうちに素早くつついてます。
鶏も学習しているのがよくわかります。

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畑は。

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ネギの生育が良くなく、ばぁばが嘆いています。
タマネギも良くないよう。
やはり今年の気候の影響であるようです。
写真は稲の苗。お田植えももうすぐです。

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いじめ

5月6日(木) 曇り

先月下旬から我が家に来た鶏三羽が、たまごを産んでくれなくなってしまいました。
産まなくなってからもう10日くらい経ちます。

はっきりした原因は確定できないのですが、どうも3羽のなかで一番小さい1羽がいじめにあっている様子。
そいつが餌を食べようとすると、一番大きいやつが即座にやってきてつつくので、その子はすっかりびびり屋さんになってしまいました。
毛も抜けてしまってかわいそうでなりません。

一番大きいやつとその次に大きいやつは、餌も二倍食べるため、丸々太ってきました。

聞くところによると餌を与えすぎると卵を産まないそうで。
ちょっと足りないくらいがよく産むとか。

ということは、
一番大きいやつ→太りすぎてて産まない
二番目に大きいやつ→太りすぎてて産まない
いじめに遭ってる子→ストレスで産めない

ということなのか? と勝手に想像して、思い悩んでいます。

弱肉強食が世の常なのか?
人間の世界もそうだけど、狭い世界で暮らすのは良くないってことなのかな。
いずれにしても素人考えの域を出ないので、鶏のことに詳しい方がいらっしゃいましたら是非助けてください。

ところで畑は、そろそろタマネギの収穫時期を迎えます。
近所の道の駅や直売所では、新タマネギも出始めました。
かねひこのはたけのタマネギはは6月上旬あたりが収穫時期なのですが、
今は「とう立ち」のタマネギが出始めていて、これを食べることができます。
「とう立ち」とは、」大根、、白菜、ホウレンソウなどの野菜が、ものによって葉の中から茎(とう)が伸びててっぺんに花を咲かせてしまうことです。とうができると花に土の養分を取られてしまうため、タマネギで言うと食用の部分が一定以上大きくならず、出荷することができません。

でもこのとう立ちのタマネギは実はおいしいのです。
玉の部分は小さいのですが、真っ白で柔らかくて甘みがあって生で食べるのが最高に美味しい。
葉の部分は棒ネギの葉の部分のような感覚で炒め物なんかに使えますが、
タマネギの甘みがぎっしりつまっているので、いつもの野菜炒めも格段に美味しくなります。

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とうの立ったタマネギは出荷はできないけど美味しく食べられるので、
この部分を切り取った「とう立ちのタマネギ」を、直売所や道の駅などに置いている農家さんも少なくありません。
この時期山梨方面にお出かけの際は、是非直売所をのぞいてみてください。

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プロフィール

長男の嫁

Author:長男の嫁
山梨県北杜市明野町に暮らす、二世代農家[かねひこのはたけ 三井農場]長男の嫁のお百姓日記です。日々変化する畑の話と、家族の話をお伝えします。家族構成は下記をごらんください。

かねひこのはたけ Webサイト

 【じぃじ】
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『かねひこのはたけ』取締役社長。田んぼの責任者。身体の動きと仕事が速い。還暦はとうに過ぎたがその働きぶりに衰えはなく、毎日常に動き続けている。趣味は山登り、旅行、カメラ。

 【ばぁば】
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主に野菜畑の責任者。嫁に来た当時はお米が主力だった三井農場で、野菜の育生を始め、今では20種類近くの野菜を育てている。やさしくてしっかり者の三井農場の母。漬け物と煮豆が上手。趣味は旅行、編み物、テレビ鑑賞。

【長男】
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大学卒業後東京に暮らし、結婚して所帯を持ったが、「子どものためにも土に近い生活がしたい!」と一念発起。2010年1月より実家に戻って農業の勉強を始める。日々お百姓仕事をしながら農業の新しい担い手になるべく勉強に励む。2014年2月逝去。

【孫①】
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長男の第一子。小学校生活も二年目に入った7歳。3歳までは東京育ちだが今やすっかり山梨の子ども。趣味は魚釣りと読書、今は主にゲームに夢中。藤子F不二雄の作品と自然科学が好き。

【孫②】
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長男の第二子。おとなしめな孫1と比べるとひょうきんな4歳児。しかし恥ずかしがり屋。兄にあこがれと負けたくない気持ちの両方を持ち、泣いたり怒ったりふざけたりする姿が周囲の笑いを誘う。

【長男の嫁】
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北海道出身者だが寒さに弱く、関東の古民家の冬の寒さについていけてない。農業の「の」の字も知らず、じぃじばぁばの作業を少〜しずつ手伝いながらもまだまだ食べる専門。webサイト制作担当。

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