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新年

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新しい年になりました。
前回の「しめ飾り」で登場したしめ縄。
30日にお餅つきにやってきた、長男の姉である長女の手によって、
可愛らしく整えられました。
縄がうまく締められていないところも、ぱっと見目立ちません。
「きれいに締め直そう」と思ってはいたものの、
手をつけられることもなく30日まで放置され、あのままの姿で年を越しそうだったので、
長女に発見されてよかった、と思っています。
長女は、「私にもやはりじぃじの血が流れている」
と満足そうでした。
じぃじはとても器用で、そのあたりに転がっている材料で
ぱぱっと棚作ったり小屋作ったり、そういうことがとても得意なのです。

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このあたりの家が皆そうなのかどうかは定かではありませんが、
三井家では昔から家中のいたるところに松飾りをかざります。
といっても、松ぼっくりのついた松の枝をひとふり使った簡単なものですが。
台所やトイレ、外の水道など水のあるところはすべて、
車庫など中外あわせて20カ所以上はあると思います。
ばぁばのお母さんの代までは、これといっしょに小さな鏡餅もお供えしていたそうです。
お餅をつく量も半端なかったそうで、今時代の嫁でよかったとつくづく思います。

でも、私たちの代になったとき、はたしてどこまでこういうことをするのか?
とふと思います。
ここまで松飾りをきちんと飾るかな? 
自分でお餅をついて、親戚にお餅を送ったりできるかな?
自分たちの意識にすべてかかっているわけですが、
こういった風習を守るということは、なにか精神的な支柱になるような気がします。

毎年お正月の三が日は一緒に過ごす、
じぃじの兄弟たちも今年は都合で来られなくて、
お正月的には寂しいけれどちょっと手の空くお正月かな、
と思いきや、長女のこどもたちがお泊まりしたりしたので、
毎年とは違った忙しさの、戦うお正月でした。
でもお正月をにぎやかに過ごせるというのは、嬉しくありがたいな、と思いました。
今日午後には嫁の実家である、北海道へ飛ぶ予定です。
数ヶ月前から長男と嫁の日程を調整し飛行機をおさえたり、
子どもらが体調をくずさないよう、あらゆる手段で不安要素を払ったり、大仕事です。
ようやくここまで来ましたが、今日飛行機に乗るまではまだまだ油断できません。
無事北の大地を踏めるよう願います。
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稲刈り体験

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10月10日(月曜日・祝日)に、長男が無農薬で育てた田んぼの稲刈りをしました。
前回の日記で書いたとおり、友人、知人を中心に数組にご参加いただいて、
稲刈りを体験していただく形をとりました。

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天気もすごぶるよく、東京時代の保育園友だちである、孫①とHくんも張り切ります。
この日は家族で東京から来てくれた。
しばらくぶりに会ったものの、すんなり2人の空気を取り戻していて、
やはりうまが合う、という関係はあるのだなと思いました。
子どもはシンプルでいいなあ。

しかし張り切っていたのもつかの間。
大部分の子どもたちは自分の遊びに熱中してました。
まあ一人をのぞく全員が5歳以下だったので、いたしかたないところはあります。
働くのは大人たち。と、ひとり小学生のお兄ちゃんはやはりしっかりしているので、
最後まで動いてくれていました。

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バインダーと呼ばれる機械を手で押しながら刈っていきます。
刈った稲穂がある程度の量になったら自動で一束にしてくれる優れものです。
やっぱりこれ一台あるだけで、人力の何十倍もの働きが出ます。

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このようになったものを

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「うし」にかけていきます。
「うし」と呼んでいるのはどうもこの辺りの地方に限られているような気がします。
一般的には、「はぜかけ」とか「はせかけ」とか呼ばれている。

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お兄ちゃんはバインダーに興味があるようでした。
やはり男の子は、機械って惹かれるものがあるのでしょうか。

畑でお茶などして、ゆうにお昼をまわる作業となってしまいました。
嫁はほとんど畑での作業はせず、お茶の用意とお昼の用意で手一杯。
慌てたようで、持って行くはずだったお茶のお菓子の大部分を家に忘れてくる、
という失敗も犯し、自分の処理能力の衰えに凹みました。
まあもとから、おっちょこちょいなんですけど。

にもかかわらず、皆さんの暖かいご協力のおかげで、
とても楽しい作業になったと思います。
始める前は不安だけど、終わってみれば、
天気も良くてみんなでご飯食べて楽しかったなあ、
と思えるので、やっぱり毎回、やってみて良かったと思います。

もうしばらく干して、今度は稲こきをします。
どんな味わいか、楽しみです。

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節分

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昨日は節分でした。
山梨に来て節分は二回目。
移住してから丸一年が経ったことになります。
長かったような、短かったような。

鬼を追い払い福を引き寄せる節分です。
特に変わったことはしていないと思いますが、
うちでは鬼役(お父さんがなる)に向かって、
家の中と外で豆をまきます。
でもほんのちょっとです。「やりました」という事実を作る程度。
この行事は家によってやり方に違いがありそうな気がする。

豆は大豆です。

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良い具合に柔らかく軽くておいしい。
ぽりぽりいけます。

それから、切山椒(きりざんしょう)という餅菓子を食べます。

02_03_ill_04.jpg

これは私は見たことありませんでした。
新粉に山椒と砂糖と加えて作る餅菓子で、一般的には拍子木形に切ってあるようです。
うちで買うのは4センチくらいの円柱状で、ピンクとか黄緑とかきれいな色をしてる。
ほんのり甘く山椒の香りがきいてておいしい。

全国的に昔からある和菓子のようですが、
お正月とか浅草の酉の市とか、縁起のよいお菓子として食べられており、
どうやら節分に食べるのは山梨だけみたいです。

あと夕食にはいわしを焼いて食べました。


孫②↑は豆をほおばりお面をかぶってよちよち歩き回りご機嫌なのに対し、
鬼のお面(といっても豆買うとついてくるかわいいやつ)にすっかり怯える孫①。
お面をつけた孫②さえ怖がって逃げる始末。
お面姿の長男に思いっっきり豆をぶち当ててました。
なんにしろ子どもがいるとこういう行事は楽しい。

嫁の実家の節分は落花生をまいてました。

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北海道の豆まきがそう、というわけでは決して無いと思うのですが、
大量の豆の中にいくつか、上の絵のようにクレヨンで色をつけた豆をつくり、
拾った人は商品がもらえます。
6等くらいまであったかな。

お父さんが家中に豆をまき、家族がそれをわーっと追いながら
片端から拾っていく…というもの。
子どもながらにかなり楽しく、わくわくする行事のひとつであった思い出があります。
このときの節分も、きっと子どもがいたから楽しいものだったのではないかと思います。

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お田植え節句

昨日11日は鏡開き。
おろした鏡餅を割って食べると一年健康でいられると言われていますが、
このあたりでは「お田植え節句」という小さな行事があります。

田んぼで行う小さなお供え(?)です。
お正月飾りの松の枝を数本持ってきて、
苗を植えるように乾いた田んぼの土にさしていきます。
その前にお米と、割った鏡餅をお供えして、
今年のお米の豊作をお願いします。

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まわりの田んぼを見渡せば、同じように小さな松がささっているのが見えます。
この辺りで代々暮らしてきた人たちは、
節句やお祭りなど、節目節目の行事を大切にしている印象を受けます。
農家という仕事が、出来の大部分を天候に左右されたりして、
自分の力ではどうにもならなく祈るほかない、
というところによるからなのかな、と思います。

それでも近年、どんどん簡略化されているそうです。
以前は毎年順番に一件の家に集まって食事出したりしていたお祭りなんかも、
今はお札くばるだけになったりとか。
絶やしてはならない! と声高に言うつもりはまったくないのですが、
何かが「無くなっていく」というのは単純に心細くさみしい気持ちになります。

鏡開きでもあるので、やはりお餅も食べました。
お汁粉にしました。

「あまった汁で粉ぼうとうにでもするか」
とばぁば。
先日からじぃじが「粉ぼうとう」を食べたがっているのだ。

甲州名物のほうとうは、かぼちゃなんかの根菜類、油揚げなどと一緒に、
「ほうとう」と呼ばれる太いうどんのようなものを入れて煮込む
味噌仕立ての鍋ですが、
「粉ぼうとう」はお汁粉のお餅の代わりにほうとうを入れるのだそうです。
知る人ぞ知る、だと思います。嫁もまだ食べたことはありません。
なんで「粉」なのかと思ってたけど、
今「おしるこ」を漢字に変換して気付いた。
「お汁粉」の「粉」なんでしょうか。

「粉ぼうとう」、苦手な人も多いとか。楽しみです。

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お正月

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寒波とともにお正月がやってきました。
雪こそ無いものの、極寒の風が吹き荒れて寒いお正月です。

お正月と言えばお餅つきです。
三井家は先代のじぃじが大のもち好きだったこともあってか、
何かお祝いごとがあるたび沢山お餅をついていたようです。
正月も然り。
今年は五升分のお餅をつきました。
ひいばぁばの頃はこの倍の餅をついていて、
ばぁばが嫁に来てその餅の量に驚愕したというから相当でしょう。

何十年と使い込まれている杵と臼…
ではなく餅つき機でつきます。
でもこれだって二十年選手です。デザインが当時の電気機器を物語っています。

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ついてはのし、切っていきます。
箱につめて、親戚に配ったり、送ったり。
北海道の嫁の実家にも送ってもらいました。

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これは鏡餅用のお餅。
メインのものはお座敷用。小さいものは神棚へ。

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お正月飾りはとにかく、たくさん飾ります。
小さな松飾りを台所、洗面所、トイレ…など家中いたるところに飾ります。
これは外の蛇口のもの。
松飾りをおろすときに、家人もどこに飾ったか忘れてしまい、
ひとつ足りない、とかいうことがしょっちゅうあるみたいです。

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神棚もこんな感じにお正月飾りが飾られます。
どういった意味があるのか良くは知りませんが、
昔からこうしているようです。

帰ってきた次男坊が、
「お正月飾りはマニュアル化したほうがいい」
と提案していましたが、その通りかも、と思いました。
こうも複雑だと覚えきれない…し、
例えば急に自分たちがやらなければいけなくなっても、
どこにどう飾ったらいいかわからないし。
代々続いていると思うと、自分らの代で適当化する勇気はない。

慌ただしくも無事みんなで新年を迎えることができました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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プロフィール

長男の嫁

Author:長男の嫁
山梨県北杜市明野町に暮らす、二世代農家[かねひこのはたけ 三井農場]長男の嫁のお百姓日記です。日々変化する畑の話と、家族の話をお伝えします。家族構成は下記をごらんください。

かねひこのはたけ Webサイト

 【じぃじ】
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『かねひこのはたけ』取締役社長。田んぼの責任者。身体の動きと仕事が速い。還暦はとうに過ぎたがその働きぶりに衰えはなく、毎日常に動き続けている。趣味は山登り、旅行、カメラ。

 【ばぁば】
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主に野菜畑の責任者。嫁に来た当時はお米が主力だった三井農場で、野菜の育生を始め、今では20種類近くの野菜を育てている。やさしくてしっかり者の三井農場の母。漬け物と煮豆が上手。趣味は旅行、編み物、テレビ鑑賞。

【長男】
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大学卒業後東京に暮らし、結婚して所帯を持ったが、「子どものためにも土に近い生活がしたい!」と一念発起。2010年1月より実家に戻って農業の勉強を始める。日々お百姓仕事をしながら農業の新しい担い手になるべく勉強に励む。2014年2月逝去。

【孫①】
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長男の第一子。小学校生活も二年目に入った7歳。3歳までは東京育ちだが今やすっかり山梨の子ども。趣味は魚釣りと読書、今は主にゲームに夢中。藤子F不二雄の作品と自然科学が好き。

【孫②】
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長男の第二子。おとなしめな孫1と比べるとひょうきんな4歳児。しかし恥ずかしがり屋。兄にあこがれと負けたくない気持ちの両方を持ち、泣いたり怒ったりふざけたりする姿が周囲の笑いを誘う。

【長男の嫁】
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北海道出身者だが寒さに弱く、関東の古民家の冬の寒さについていけてない。農業の「の」の字も知らず、じぃじばぁばの作業を少〜しずつ手伝いながらもまだまだ食べる専門。webサイト制作担当。

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