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増富アートキャンプ2014

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9月13~14日にかけて、増富芸術会主催、「増富アートキャンプ2014」に参加しました。
山梨県北杜市の旧増富中学校(現 工藤耀日美術館)のグラウンドにて、北杜市内のダムで出た流木を利用してキャンプファイヤーを行い、参加者があらかじめ作ってきためいめいの粘土の作品を焼き上げるというもの。夫の仕事の縁から2011年に始まって以来参加させていただいている試みで、今年で4回目になります。

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同じ北杜市でも、嫁の住む明野町のあたりとはまったく気候が異なる増富地域。まず標高が違います。より山に近く朝晩の寒暖の差が比じゃなく激しいので、とれる作物にも特色があります。

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このあたりで特産の花豆は、冷涼な気候を好み主産地は北海道。北杜市では増富地域近郊でしか作られていないようです。真っ赤な花がとてもきれいで、秋の青空に映えていました。圧倒的な山と空の景色、山間の美しい畑を拝めるだけでも、得したな、と思えます。

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孫①、孫②ともに火! 火が大好き!
炭になった木に燃えている炎など、大人でも見ていて飽きない面白いものですから、彼らにとってはなおさらと思います。
だんだんと粘土作品を囲む火の距離を縮めていき、急激に温度が上がりすぎないよう陶芸家の先生が調整しながら火を燃やします。

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昨年までは、夫である長男と孫①孫②で宿泊していたのですが、今年は初めて嫁と子どもでテント泊。キャンプ慣れしないため、カセットコンロ持参でカップ麺すする朝ごはん。来年もし機会があったら、火くらいは炭火にして、トーストなど焼こうじゃないか、と息子二人に誓いました。あと、テーブルみたいの買おう。
毎年おとうさんが一緒だったキャンプ。やっぱり息子たちは寂しそうだった。こういう時、私はただ無力感ばかり感じる。どんなに頑張っても彼の代わりにはなれない。おとうさんが居なくなってしまって半年強が過ぎた。父親が居なくなったことが、彼らの人生にとってマイナスになることだけにはしたくないな、と思ってやってきた。これからも試行錯誤しながら、新しいバランスの親子の関係を作っていこう、と。いや、そこまで前向きでもないな。作っていくしかないな、と言うところか。

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季節が巡るたび、行事のたび、ふとした時に夫のことをつぶさに思い出し、悲しくなる。
悲しみを「乗り越える」ことはできないし、悲しみを忘れて前向きに生きるというのも少し違う。「喪失の悲しみとともに生きる」となにかで読んだのですが、私はとてもしっくりくる、と思いました。

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一夜明けていい感じに焼き上がりました。全体の七割くらいは割れずに生還できたようでした。今年も変わらず、キャンプを作って声をかけてくれた皆様の優しさが嬉しかったです。満点の星空も拝めて、得したなあと思いました。

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新緑の季節 「かすがい」

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すっかり新緑の季節となりました。
長男が旅立ってから3ヶ月あまりの月日が流れたことになります。
もう再び立ち上がれないのではと思うほどの衝撃を受け、すっかり世界が変わったような気分ですが、変わったのは自分の人生の行き先だけ。
特段世界はそう大きく変わることなく、淡々と毎日は過ぎ、大小問わず色々な出来事が起き、日々は続いていくわけです。
まったく、無常であることはなんと無情か、と思わずにいられません。

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まあしかし今日と変わらぬ明日が来ると思っていた自分が愚かだったわけです。長男に顔向けできるあゆみを目標に、日々を紡いでいきたいと思っています。
この季節の山はほんとうに色々な色をしています。ある朝新聞の一面コラム欄で、「山笑う」の言葉を見かけ、まさにその通り! 生活の向こうに山があるというのはいいなと思います。

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ご近所も我が家も、お田植えを目前に慌ただしくなってきました。
今年の苗は部分的に伸び悩むところもなく、すべて均一によく育っています。きれいな緑色です。

孫①孫②の元気な姿が大人の支えとなります。毎晩寝るときになると母と兄の元を離れ、じぃじばぁばのお部屋に行き一緒に寝る孫②。2月からこっち、はこだてじぃじ、ばぁばが送ってくれる手紙のやりとりを続ける孫①。今を生きる彼らの存在がじぃじばぁば、嫁、はこだてじぃじばぁばを繋ぎます。
まさに子(孫)はかすがい!
そして居なくなってしまった長男への想い、という実体の無いものもまた、家を繋いでいるわけです。不思議な家族形態になってしまったなぁ、と思います。

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畑ではレタスやアスパラなど、春の野菜が次々と育ち、その恵みをいただいてます。
少しずつ変化はあるでしょうけど、今のところは大方変わらず巡ってくる季節が有り難いです。昨日今年度初の、とう立ちタマネギをサラダでいただきました。今年はタマネギのとう立ちが少なく、良いことなのですが家でいただける分は必然的に少なくなります。こちらも収穫は間近、忙しくなる日も近いです。

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数ヶ月前の写真ですが、孫①が撮ったものです。
ぱっと見何の写真かわかりませんでしたが、
どうやら真ん中の電柱近くに留まる鳥を撮ったものと思われます。
親バカとも受けとられかねませんが、
小さい頃から、彼の写真にはなにか惹かれるものがあります。

その孫①も今春小学一年生に上がることになりました。
ランドセルと机は、双方のじぃじばぁばからのお祝い。
好みがはっきりしていて、欲しいものだらけの彼。
ランドセル選びにも迷いがなく、早々に買ってもらいました。
机もこの度買ってもらいました。
大人の意見も聞きつつ、ある程度自分の主張も通し、
決まれば他のものに未練は残しません。
届いた机を眺め、
「良い机だなあ、この机にして良かった」
と、一人しみじみつぶやいていました。

本当に欲しいものがわからず迷ってばかり、何が良いのかいつも決まらなくて、
ぐずぐずしていた子どもの頃の自分とのあまりの違いに、
やっぱ自分の子どもとはいえ全く別の存在だなあ、と面白く思います。

小学校からの一日入学の通知、物品購入の記入用紙など届き、
親の方もまたたくまに慌ただしくなっていく。

自分の頃もあったなあ、さんすうセット。
鍵盤ハーモニカ6000円もするんだ、など見ていくと、
小学校1、2年生の頃の記憶が、他のどの時代よりも
自分の中でかなり鮮明に残っていることに気付きます。
それこそ鍵盤ハーモニカの色や、さんすうおはじきの姿形。
それを使っていた時の自分の気持ちや風景や色や匂いなど、いっしょくたに。
新しい人間社会に飛び込んで、色んなことが強烈に心に刻まれたのでしょうか。

小学校入学に向けて早起きの練習をしたり、
朝ご飯を早く食べられるようがんばったり、
まだまだ漠然とした「小学校生活」に張り切っている様子の孫①。
彼が飛び込む新しい世界が、広がりのある面白いものであることを、
親としては願うばかりです。

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一週間ほど前に今年3度目の大雪が降り、いまだ残る景色です。
札幌に暮らした時代、少しは雪道の運転も経験してきたつもりの自分でしたが、
除雪がまったくされない雪道の運転がこんなに大変なものとは知りませんでした。
例年より寒い今年、農業のほうもこの時期は骨休めで、
じぃじばぁばも家で静かに過ごしております。
野菜の無い時期ですが、漬け物にした白菜や沢庵を随時出したり、
保存してあるネギやらジャガイモやらニンジンを持ってきては
食卓に上げたり、冬はそんな具合です。
日記の内容も、畑とは関係のない内容を書かざるを得ない、そんな季節です。

新米

稲刈りもすっかり終わり、今年のお米の行き先もすべて決まりました。
一年後に足りなくなっても困るけど、余っても困るお米。
稲刈りが終わる頃にはもう、だいたいの行き先と数を決めてしまいます。
昨日親戚から、追加でお米を注文できないか、という連絡があり、
知り合いのところをあたってみましたがどこからも、
まわしてもらえそうなお米はもう無い模様。
数年前まではお米を買って食べる側であった嫁などは、
ついこの間稲刈りしたばかりだけど、そういうものなんだなあ、
と幾分意外な気持ちになります。

昨年度のお米が思いの外余ってしまったので、
今年は稲刈りが終わってもなかなか新米にありつけませんでした。
でも昨日、ようやく新米を炊いてみることができました。

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昨日まで食べていた古米とは、食感が全然違いました。
つやもあるし、粒つぶがしっかりしているというか、
かたまりでほうりこんだご飯も、口の中でつるつると粒感が感じられます。
甘みはどうかな…そんなに際だって甘いとは思わないかな。
というか、炊きたてのご飯はそれだけでおいしいし、こんなものかも。

と、結局ご飯はどれもおいしく、新米の味など良くわからない嫁でしたが、
はっきりとその違いが分かったのは、お昼に職場に持って行ったお弁当でした。
新米ごはんを詰めたお弁当は、昨日までのそれとはまったく違いました。
冷めてもひとつひとつの粒がしっかりしていて、水分の含み方の違いが良く分かります。
あと、とても甘かった。温かいご飯で食べた時よりも甘みが増す気がしました。

「おにぎりにしたときが一番、米の味の違いがはっきりわかる」

と、農業生活も三年目となり、少しは農業家らしくなってきた長男の言ですが、
とても納得できました。
ご飯がおいしいというのは嬉しいなあ、と思いましたが、
実のところ、まだ古米が残っているため
今しばらく昨年のお米を食べ続けなければいけません。
新米も古米になってしまいそうで、最初の分配は重要だなあと思いました。

お米が米倉に収まってからというもの、
ネズミさんの捕獲率が格段に上がり、困っています。
お米の匂いの吸引力のすごさを感じます。
田舎暮らしにもかなり慣れてきたつもりの嫁ですが、このネズさんには未だ慣れません。
とりもちに張り付いた哀れな姿をできるだけ見たくないので、
私の目につかないところで生きててもらえないかなあ、と勝手なことを願うばかりです。

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台風の影響で昨日は一日雨。
明けて今朝、いきなり富士山が雪山になっていました。
冬に向かっていきます。

うちの小麦で

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徳用の割りばしではありません。
一時は、カビの病に冒されてしまったのか? と心配したうちの小麦粉も、
その心配も払拭され(6/30更新「小麦の刈り取り 続編」参照)、
「白くでよい小麦粉だよ」と、
粉ひきを請け負ってくれたじいじの友達に、そう評されるほどのものになりました。

これは、その小麦を粉にする前に、とある製麺所にお願いして、
「全粒粉」の乾麺にしてもらったものです。
「全粒粉」とは。

薄力粉、中力粉、強力粉と分類されているいわゆる普通の小麦粉は、
小麦の表皮や胚芽を取り除いて粉にします。
お米で言えば「白米」の状態のものを粉にしたと言えるでしょう。

いっぽう全粒粉というのは、胚乳や表皮、胚芽もついたまますべて粉にしたもの。
お米で言うと、玄米の状態のものを粉にしたと言えます。
色は茶褐色になり、歯ごたえもありますが、
胚乳や胚芽その他にに含まれる栄養分をまるごと食べることができます。
今回作った乾麺も、全体的に茶色っぽく、てんてんがあります。

栄養価でいうとどれだけの違いがあるのか?

●ビタミンB1→小麦粉の3倍
●ビタミンE→小麦粉の4倍
●ビタミンB6→小麦粉の約5倍
●カリウム→小麦粉の約3倍
●鉄→小麦粉の約5倍
●亜鉛→小麦粉の約3倍

また、食物繊維も小麦粉の4.5倍

とのこと。

で、どういう効果があるの? と栄養についてあらためてにわか勉強してみる。

人間が生命維持していくために必要な栄養素は、大きく5つに分けられます。

【からだをつくりエネルギーを生む】三大栄養素
「糖質」・「たんぱく質」・「脂質」

【からだの調子を整える】
「ビタミン」・「ミネラル」

これらを五大栄養素といい、生命活動を維持する基本となります。
最近はこれに「食物繊維」を加えて六大栄養素とするようです。
食物繊維に栄養素はありませんが、老廃物を体外に排出するなど重要な役割を果たします。

上記にある●カリウム」●鉄」●亜鉛はミネラルにあたります。
どの栄養素もそれぞれに、憶えきれないほど効能を持ち、
不足するとありとあらゆる不具合が起きるようですが、
現時点では憶えられないので、嫁の結論としては、

三大栄養素である「糖質」「たんぱく質」「脂質」は、
現代の食生活においてとりすぎが心配されるところだろうけど、
摂取するのが難しい「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」を数倍増しで摂取できるとしたら、
お米、小麦などの主食を玄米、全粒粉に積極的に変えて、
毎日のごはんに採り入れていくのはやはり効果的だろう。

ということです。
しかしじぃじばぁばたちの白米信仰は根強いので、容易なことはありませんが。

というわけでこの乾麺は200グラム一袋で販売していきたいと思っています。
ラベルつくらなきゃあ。
「はやくつくりなさい」とじぃじや長男からけっこう前からプレッシャーをかけられています。

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お手軽にホームベーカリーですが、パンも焼いてみました。
今回、粉は普通の小麦粉にしてしまいましたが。来年はぜひ全粒粉にもしてもらいたい。
中力粉のはずですが、ふくらみかたも問題なくパンが焼けました。
味もうまかった! まさに小麦の味でした。
新米がおいしいのと同じで、新麦で焼いたからでしょうか。 

※今回の記事は下記の資料を参考にしています。
『gooヘルスケア「全粒粉」』
『新版 栄養成分の事典』新星出版

テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

プロフィール

長男の嫁

Author:長男の嫁
山梨県北杜市明野町に暮らす、二世代農家[かねひこのはたけ 三井農場]長男の嫁のお百姓日記です。日々変化する畑の話と、家族の話をお伝えします。家族構成は下記をごらんください。

かねひこのはたけ Webサイト

 【じぃじ】
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『かねひこのはたけ』取締役社長。田んぼの責任者。身体の動きと仕事が速い。還暦はとうに過ぎたがその働きぶりに衰えはなく、毎日常に動き続けている。趣味は山登り、旅行、カメラ。

 【ばぁば】
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主に野菜畑の責任者。嫁に来た当時はお米が主力だった三井農場で、野菜の育生を始め、今では20種類近くの野菜を育てている。やさしくてしっかり者の三井農場の母。漬け物と煮豆が上手。趣味は旅行、編み物、テレビ鑑賞。

【長男】
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大学卒業後東京に暮らし、結婚して所帯を持ったが、「子どものためにも土に近い生活がしたい!」と一念発起。2010年1月より実家に戻って農業の勉強を始める。日々お百姓仕事をしながら農業の新しい担い手になるべく勉強に励む。2014年2月逝去。

【孫①】
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長男の第一子。小学校生活も二年目に入った7歳。3歳までは東京育ちだが今やすっかり山梨の子ども。趣味は魚釣りと読書、今は主にゲームに夢中。藤子F不二雄の作品と自然科学が好き。

【孫②】
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長男の第二子。おとなしめな孫1と比べるとひょうきんな4歳児。しかし恥ずかしがり屋。兄にあこがれと負けたくない気持ちの両方を持ち、泣いたり怒ったりふざけたりする姿が周囲の笑いを誘う。

【長男の嫁】
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北海道出身者だが寒さに弱く、関東の古民家の冬の寒さについていけてない。農業の「の」の字も知らず、じぃじばぁばの作業を少〜しずつ手伝いながらもまだまだ食べる専門。webサイト制作担当。

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